冬はだれでも乾燥肌になりやすい!予防・改善対策のポイント

冬の乾燥肌対策をして潤いのある肌をキープする女性

今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の

「冬(12月・1月・2月)の乾燥肌対策は保湿とエイジングケア」を参考に、冬場の乾燥肌の予防や改善の対策、スキンケアやエイジングケアのコツをご紹介します。

冬の乾燥肌の原因と症状

乾燥肌とは、うるおいや水分が不足し、乾燥している状態の肌のことです。

乾燥肌の原因は数多く存在しますが、加齢や肌質などの内部的な原因と、紫外線ダメージや外気の乾燥などの外部的な原因に分けられます。

冬特有の乾燥肌の原因は、外気の乾燥や気温の低下、体温低下による血行不良です。冬の乾燥肌の症状としては、肌がかさついたり、かゆみがでたりします。顔だけでなく、手、ひじやひざやかかと、唇も冬には乾燥肌の症状がでやすくなります。

冬のスキンケアのコツ

肌の角質層の水分を保っている保湿成分には、皮脂膜、NMF、角質細胞間脂質の3つがありますが、冬は、乾燥しやすくこれらの成分のはたらきが弱くなりやすい季節です。

そのため、エイジングケア化粧品などでこれらと同じ成分、あるいは近いはたらきをする成分をしっかり補い、肌の保湿力をキープすることが大切です。

乾燥が厳しい冬の保湿で大切なアイテムは、水分の保持も蒸発を防ぐこともできるエイジングケア保湿クリームです。ヒト型セラミド、ワセリン、シアバター、スクワランなど油性成分を配合したものがおすすめです。

もちろん、保湿クリームの前に化粧水や美容液は必要です。まずは、保湿化粧水やエイジングケア化粧水で美容成分が浸透しやすいように肌のキメを整えましょう。

次に、美容液で水分を保持しましょう。セラミド美容液、プロテオグリカンやヒアルロン酸など保湿力の高い水溶性成分が配合されたものがおすすめです。どのアイテムも使用量をしっかり守り、優しい力加減でつけましょう。

保湿をしっかりしても冬に乾燥を感じるなら、クレンジングや洗顔を見直しましょう。刺激の少ないクレンジング料や洗顔料を選び、肌に負担のかからないよう優しく正しいクレンジングや洗顔を心がけましょう。

それでも乾燥肌が改善しなかったり、湿疹やかゆみなどがある場合は、皮膚科などを受診し、早めに治療しましょう。

冬の乾燥肌対策に気をつけたいポイント

美容のためにも健康のためにも、からだを冷やさないようにしましょう。

コートやマフラーを活用して身体を温めたり、保温効果の高いシルクの下着や靴下を着けたりしましょう。食事では、良質のたんぱく質、ビタミン類、ミネラルなどの乾燥肌を防ぐ食べ物や、根菜類などの身体を温める食べ物や飲料を積極的に摂りましょう。

冷えに負けない強い身体をつくるためには、ウォーキングやストレッチなど軽めの運動が効果的です。さらに、40度なら15分程度を目安にした肌に負担のかからない入浴も、美肌や健康のために大切です。

また、冬も紫外線対策を行いましょう。冬は夏と比べると紫外線が弱くなりますが、長時間紫外線対策をしないで外に出ていては、大きなダメージを受けてしまいます。

2~3時間の外出なら、PA値は「+」、SPF値は「10」で十分です。

ほかにも、エアコンの使用による室内の乾燥、静電気による肌への刺激にも注意しましょう。

まとめ

冬場の乾燥肌の予防や改善の対策、スキンケアやエイジングケアのコツをご紹介しました。

冬は気温や湿度の低下、暖房の使用や静電気の発生など、誰でも乾燥肌になってしまうリスクが高い季節です。

この記事を参考に、おすすめのスキンケアやエイジングケア、温活や食事などさまざまな対策をして、冬の乾燥肌を予防・改善してください。